いじめの定義
昨年、転校先で娘さんがイジメにあい、親御さんは相手の親子を校長先生のもとに呼び出して、謝罪を要求したそうです。
これは、知り合いのお姉さんの話。
校長先生は、開口いちばん、イジメというのは強いものが弱いものに対して行う、と。
だから、いけないことだと説明したそうです。
結果、そのお姉さんは、人間不信になり、保健室登校になりました。
自分は、弱くない。
と、話していました。なのに、わかってくれる大人が、先生がいない。
そんなお姉さんも今日が卒業式。
次のステップへ胸を張って進んで欲しい。
昨年9月には、イジメの定義が新しくなったそうです。
ここには、強い、弱いの立場はありません。
セクハラやパワハラと違って、こどもの今のイジメは、普通の子が偶発的に被るものです。
私の娘は、イジメで精神的に痛手を受け転校しました。
先生達は、真剣にイジメを止めようとしてくれていたのか、今でも疑問です。
そんな、元在籍校でも、いじめ防止基本方針に明記されていたのは
変更前のイジメの定義でした。
そんな文書を元に、いくら連絡報告会をしていると言われても、なかなかに信頼できるわけもなく。
誰も真剣に受け止めてくれてない感が否めません。
転校もできずに、苦しんでいる子達はどうすればいいのか。
実感がわかない、平和ボケの先生達に通じる言葉もなく、ただただ不安が残ります。
イジメの後
私の娘は、小学校で同級生からの嫌がらせが続き、転校しました。
それを世の中ではイジメと呼んでいるけれど、私の目には、子供たちはただただやりたいようにやっていただけ。
学校の先生達も、対応しているつもりだっただろうけど、悪化する一方の状況に
私はもう自分の子に、頑張れとは言えませんでした。
平穏な日々が戻ってはきましたが、娘の心の傷はまだ癒えず、
人間不信になっている様子です。
私も、まだ許せない気持ちが正直、勝っています。
母娘とも傷だらけ。
その場から立ち去ったところで、まだ出血は続いている。
こんな風に言葉にして流出させることで、かさぶたできるかな。
わからないけど、時々こぼしていきたいです。